私自身、気づけなかった「最初のサイン」
「最近ずっと疲れてる気がする」
「好きだったことが面倒になってきた」
…そんな変化に気づいたのは、うつ病と診断されるずっと前のことでした。
当時の私は「ただの怠け」「気の持ちよう」だと思いこみ、無理に元気なフリをしていたんです。
この記事では、うつ病の初期症状について、私の実体験も交えながらまとめてみました。
自分を責めず、少しでも早く気づくヒントになりますように。
🔍 初期に現れやすい症状とは?
以下のような変化が、最初のサインとして現れやすいです。
心の症状(メンタル面)
- 気分が落ち込む日が増えた
- 涙もろくなる(理由がなくても涙が出る)
- 不安・焦りが続いて消えない
- 好きだったことが「楽しくない」
- 自分を責めてばかりいる(自己否定)
体の症状(身体面)
- 寝つきが悪い/朝早く目が覚める
- 食欲の変化(食べられない・食べすぎる)
- 常に体が重だるい/頭痛・胃の不調など
- 性欲の低下・月経不順なども見られることが
行動の変化
- 外出や連絡が億劫になる
- 仕事や家事のミスが増える
- 「いっそ消えてしまいたい」と感じることがある(⚠注意)
「疲れているだけ」と思っていませんか?
うつの初期症状は、ストレスや過労、季節の変わり目と似たような反応で現れることもあり、見逃されがちです。
私も、「ただの疲れかな?」「自分がだらしないだけ」と思い込み、受診をためらっていました。
でも、“なんか変だな”と感じる違和感こそが、心からのSOS。
軽視せずに、ぜひメンタルクリニックや心療内科に相談してみてください。
実際に私が経験した初期症状(体験談)
私の場合、最初は「朝起きるのがしんどい」「出勤前に吐き気がする」といった身体の不調から始まりました。
徐々に、
「夜眠れない」→「LINEを返すのがしんどい」→「何もできない自分が嫌」
というように、メンタルと行動にも波が及び、ついに心療内科を受診。
仕事中、仕事終わりにせきを切ったように泣いてしまう。
診断は「うつ病」。
長い間、見ないふりをしてきた心の叫びを、ようやく認めることができた瞬間でした。

まとめ:自分を守る第一歩として
うつ病の初期症状は「我慢しようと思えばできてしまう」のが怖いところ。
でも、それは本来のあなたの姿ではないはずです。
どうか、自分の心や体に優しく耳を傾けてあげてください。
「私もそうだったかもしれない」
そう思ってくれたあなたへ、この記事が少しでもお守りになりますように。

