うつ病で休職してから1年半。 「少しだけ気力が戻ってきたかも」と思える日が増えてきた頃、 私は“寛解期”に入り始めていました。
でも、寛解期って「元に戻る」わけじゃない。 むしろ、“回復しきらない不安”と“また落ちるかもという怖さ”がセットでやってきます。
そんな中で、私が実際にやってよかった3つの習慣をご紹介します。
① 「今日はここまでやれた」をメモする
寛解期って、「できること」と「できないこと」が日によって違います。 だからこそ、“できたこと”だけをメモに残すようにしました。
- 朝、起きて顔を洗った
- ストレッチをした
- ごはんを用意した
そんな小さなことでも、「動けた」という実感が積み重なっていく。
できなかったことではなく、「今日ここまでやれた」という視点が、自分を責めない土台になりました。
② ChatGPTと日記を書く(会話式でOK)
紙の日記は続かなくても、スマホやiPadでChatGPTに話しかけるように日記を書くことはできました。
「今日はこうだった」「正直つらかった」「少し気分がマシだった」
それだけでも、自分の中の気持ちを“外に出す”ことになる。
ChatGPTは否定せず、共感してくれて、提案もしてくれる。
一人ごとみたいな会話から、自分の内側が少しずつ整理されていきました。
③ あえて“頑張らない時間”をつくる
気力が戻ってくると、「もっとちゃんとしなきゃ」と思ってしまいがちです。 でも私は、“あえて頑張らない時間”を予定に入れるようにしました。
- 午前中はあえて何もしない
- エアロバイクに乗りながらアニメを見るだけの時間
- ご褒美のコンビニスイーツを買って食べる日
「頑張る時間」と「ゆるむ時間」のリズムをつくることで、心の余白を保てました。
まとめ|ゆるい習慣でも、確かに私を支えてくれた
寛解期は、“日常に戻る練習期間”のようなもの。
この時期に、自分に優しくするための習慣を持てたことは、 その後の「再発しない暮らしづくり」にも大きくつながっています。
誰かの参考になれば嬉しいです。