“私なんて”が口ぐせだった私が、少しずつ自分を許せるようになるまで

「私なんて、どうせうまくいかない」「どうせ誰もわかってくれない」
そんな言葉が、心の中に染みついていた時期がありました。

気づけば、何をするにも自信がなくて、自分を責めることが“普通”になっていました。
でも、ほんの少しずつ、私は変わってきたのです。

今回は、そんな私の「自己否定の沼」から抜け出すまでのプロセスをお話しします。
同じように悩んでいる誰かの、気づきのきっかけになれたら嬉しいです。


なぜ「私なんて」と思ってしまうのか?

私がこの口ぐせを身につけたのは、子どもの頃の家庭環境が影響していると思います。

母の機嫌にふりまわされる日々。
褒められるより、責められる言葉の方がずっと多かった。

こんがり
こんがり

「産まなきゃよかった」って言われた日から、私は“存在してはいけない人間”だと思い込んでいたのかもしれません。

学校や職場でも、「嫌われないように」「ミスしないように」ばかり気を取られ、
自分の気持ちを置き去りにしてきました。

そうして、自己否定のループができあがってしまったのです。

母からの言葉がずっと刺さってる。私が今も苦しんでること

「自己否定のループ」から抜け出せた小さな習慣

変化のきっかけは、「どうせ無理」があまりに苦しかったから。
このままでは本当に何もできなくなると思い、小さなことから変えてみました。

私が実践したこと

  • 毎晩、できたことを3つ書く(洗濯した、歯を磨けた、白湯を飲んだ…)
  • SNSをお休みして、他人と比べる時間を減らす
  • 「今日は大丈夫」「ここまできた私、えらい」と言葉で自分を励ます
こんがり
こんがり

最初は白々しく感じたけど、毎日続けるうちに「まあ、いっか」と思える瞬間が増えてきました。

少しずつ、自分に対する言葉が変わってきたのです。


それでも落ちる日は「責めない」が正解

もちろん、落ちる日は今でもあります。
でも、そんな日は無理に立ち上がらなくてもいい。

私は、「今日は心が充電切れなんだな」と考えるようになりました。

こんがり
こんがり

できなかった日は、「今日は充電してるだけ」。それでいいんです。

何もしない日でも、自分の価値は変わらない。
むしろ、そんな日こそ自分を休ませてあげられる“優しさ”が大切だと気づきました。


今の自分に言えること

昔の私は、自己否定で自分を守っていたのかもしれません。

でも今は、少しずつでも自分を信じていいと思えるようになってきました。

こんがり
こんがり

過去のわたし、よく生き抜いてくれたね。ありがとう。


【まとめ】

「私なんて」と思う日は、誰にだってあります。
でも、その言葉の奥にある“本当の声”に気づいてあげてください。

「本当はわかってほしい」
「大切にされたい」
「生きてていいって思いたい」

そんな気持ちを、否定しないで。
私は少しずつ、自分をそうやって受け入れていきました。

この記事が、あなたの心をふっと軽くできたなら幸いです。

何もしない日を“罪悪感なし”で過ごせるようになるまで

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