【体験談】うつ病で「実家に戻る」ことを選んだ理由と、戻ってよかったこと・つらかったこと

実家に戻るという選択肢、私はこうして決めました

うつ病と診断されたあと、働けない不安、生活費の心配、将来のこと…すべてが重くのしかかっていました。

それでも「実家に戻る=甘え」だと、自分を責めてなかなか決断できませんでした。

でもある日、ふと「今は、生き延びることが一番大事なんじゃないか」と思ったんです。
それから、少しずつ「戻る」という選択肢に心が傾いていきました。


実家に戻ってよかったこと3つ

お金の不安が減った 家賃や生活費を気にせずに過ごせたことは、想像以上に安心感がありました。 「今月どうやって生きていこう」と思う日々から解放されたのは大きいです。

1人きりの孤独感が和らいだ

声を出す機会がない、会話をしない日々は、うつをより悪化させていました。 実家で誰かと挨拶を交わせるだけで、少しずつ心が落ち着いてきた気がします。

食事や日常のサポートが受けられた 食事を用意してくれること、体調が悪い時に声をかけてくれること… そんな小さな支えに「人のあたたかさ」を感じられるようになりました。


逆に、実家だからこその「つらさ」もあった

家族との価値観の違い

「早く元気になって働きなさい」「気の持ちようだよ」といった言葉に傷ついたこともあります。 理解されないつらさと、愛情ゆえのすれ違いに悩む日もありました。過去のトラウマがフラッシュバック

幼少期の記憶がよみがえり、情緒が不安定になることもありました。 安心したいのに、逆に心がざわつくことも…。

自由がきかず自己嫌悪になることも 家族の目が気になって、ずっと寝ている自分を責めてしまったり…。 「役立たず」と感じる瞬間もありました。


実家に戻るか迷っているあなたへ

「今さら実家に戻るなんて…」「甘えだって思われないかな…」 私も、ずっとそう思っていました。でも、心が限界だったんです。

だからこそ、伝えたい。
逃げてもいい。休んでもいい。助けてもらっていい。

今のあなたが、少しでも安心できる場所があるなら、
どうかそこに身を置いてください。


まとめ:うつ病と実家、距離感と頼り方がカギ

実家に戻ることは、決して「逃げ」ではなく「回復のための選択肢」の一つ

物理的な距離よりも、心の安心感を大切にしてください。 無理せず、頼れるものは頼っていい。 少しずつで大丈夫だから、自分を責めずにいてほしいです。


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